2022年6月25日土曜日

どっちがいい?【巧遅】と【拙速】③‥私もやっている勉強&仕事の効率的な取り組み方

中学受験戦略家・家庭教師Fantasista(ファンタジスタ)です。

今回は、もう少し続きます、勉強(や仕事)と【巧遅】&【拙速】に関するコラムです。

 

私自身、顧みると、こうしてフリーランスで仕事をする前は、【拙速】というよりも【巧遅】を優先していました。

いわゆる【完璧主義者】でした。

「間違えがなようにすればOK」

「全部数字が出そろうまで待とう」

「中途半端なものを見せたら迷惑かかる」

などと言って、常に【完璧】を求めていました。

そのために、勤めていた会社の上司に「なんで直ぐにやらないのだ」と言われて、よく叱られたものでした。


そこの会社を退職後、とあるコーチングのセミナーを受講しました。

ここで聞いた言葉に【完璧主義ほど基準の低いものはない】というものがあります。

今でも印象に残っている言葉です。


例えば、今やっている暗記の勉強(例えば、社会の重要語句、英単語など)、今取り組んでいる仕事、果たしてどういう状態になったら【完璧】と言えるのでしょうか。

思いの外、【完璧】という状態を具体的にイメージしたり、説明したりするのは難しいはずです。

仮に【完璧】を「全部正解の状態」としたところで、いつになったら「全問正解」になるのか。「全問正解」できる状態になる前に、期限が来てしまうかもしれません。

チャンスを逃してしまいます。


私はその言葉を聞いて以来、

「8割くらいで公に出そう!」

「間違いはあって当然!」

「不備な箇所は修正すればOK!」

というように考え方を変えて、行動をしています。

(ですので、ブログのデザインも完璧には仕上がっていません、どうかご了承ください。ちなみに、ブログの文章は、事実誤認のないように最大限の注意を払っています。)


皆さんも、「まずは8割の完成を目指す!」「その途中で、間違えたり、出来なかったりしても、確認をしてできるようにすればOK!」という気持ちで取り組んでいきましょう。


【写真】最近積読状態の書籍たち。頑張って読んで、指導に、ブログに活用していきます。


2022年6月22日水曜日

どっちがいい?【巧遅】と【拙速】②‥私もやっている勉強&仕事の効率的な取り組み方

中学受験戦略家・家庭教師Fantasista(ファンタジスタ)です。

今回は、前回に引き続き、勉強(や仕事)と【巧遅】&【拙速】に関するコラムです。


とある大学で、就職活動の一般常識やSPI対策の講座を担当しています。

その回で扱う単元の解説をした後に、問題を解いてもらいます。その際に制限時間を設けて解いてもらうのですが、5分に設定した問題で、まだ半分までしかいけていない学生が多数。

その学生たちの解いている様子を見ると、

 ページをめくる

→解説ページを見る

→答えを書く

→またページをめくる

解説ページを見る

答えを書く

→またまたページを‥‥の繰り返しでした。

全ての解答欄を一生懸命埋めようとしていたのでした。

設定している制限時間には、全く気に懸けず‥。


要するに、彼ら彼女らは「制限時間内に終わらせること」よりも、「解答欄を全て埋めること」を優先しているのです


もし、これをテストや試験でやっていたら、どうなるでしょうか。

「あーっ、最後まで解けなかったーっ」

「あれ、最後の方に簡単な問題があった!」

「分からない問題、飛ばせばよかった‥」

と、後悔することになってしまいます。

 

解答欄に正しい答えを書くことだけに必死になっていると、もしテストや試験であれば、取れるはずの得点を取り逃してしまう事態にもなるのです。普段の勉強であっても、積み上げられるはずの経験値も積めなくなってしまいます。

(特に勉強中に「正しい答えを書くことだけ」に集中しすぎてしまうと、成績が上がらないこともあります。これについては、また機会を設けてお伝えします。)


テストでも、試験でも、また普段の勉強や仕事でも、まずは【拙く】ても【速く】進めて終わりまでたどり着くことです。

その後に時間があれば、見直しや修正をしたり、考え方を身につけたりしましょう。


【写真】先日、勉強会で頂いたランチ。グルテンフリーで、有機野菜を使ったランチです。カレー好きには、発酵有機玄米とバターチキンカレーは最高でした!

2022年6月19日日曜日

どっちがいい?【巧遅】と【拙速】①‥私もやっている勉強&仕事の効率的な取り組み方

中学受験戦略家・家庭教師Fantasista(ファンタジスタ)です。

今回は、勉強(や仕事)と【巧遅】&【拙速】に関するコラムです。


先ずは、漢字の勉強です。【巧遅】と【稚拙】の言葉の読みと意味を確認しましょう。

【巧遅】は「こうち」と読みます。意味は「出来上がりは完璧だけれども仕上がりは遅いこと」

一方、【拙速】は「せっそく」と読みます。意味は「出来上がりはイマイチだけど速い仕上がりのこと」です。


では、【巧遅】と【拙速】、勉強をする際にどちらを優先するべきでしょうか。


結論から言うと、もちろん状況にもよりますが、【拙速】を優先して勉強をするべきだと思います。

理由は簡単で、問題を多く解いた方が有利だからです。つまり、「解いた問題の数=経験値」と思ってください。

解いた問題は、そのまま経験になります。解いた1問から、出題のされ方、解法とそのポイント、解答などなど、さまざまな情報を手に入れることができます。


「分からないけど考える」

「きっと答えを思い出せるはず」

「時間をかけて考えないといけない」

「答えは見てはいけない」

「自分で解かないと意味がない」

などなどと思って、問題とにらめっこ。これでは、いつまでたっても先には進められません。

考えている間に、一体、何問の問題が解けたことでしょうか。「問題数=経験値」積み増すことができません。得られるはずだった情報や知識を頭に残すことができなくなります。


そういうことで、できなければ「後で確認、次に行く!」つもりで取り組んでいきましょう。

(ちなみに、ただやたらに問題を解くだけではダメです、必ずマルつけや見直しはしてくださいね。)


【写真】梅雨入り前に木曽川河川敷で遊ぶスタッフたち。


2022年6月13日月曜日

続き‥私も実践している!勉強に、仕事に集中するための秘訣とは‥?②

 前回の内容で、勉強をする前に「●●をやるぞ」と決断をしてから取り組むと、時間を無駄にぜずに集中して取り組める、というお話をしました。


今回は、その続き。

前回のに加えて、更に集中できるようになる3つの裏ワザをお伝えします。それは、「時・メモ・言葉」です。


まず一つ目は、決める「時」。「●●をやるぞ」と決めるのはそれを行う直前でも良いですが、前日、遅くとも当日の朝に予め決めておくと、尚のこと良い
です。

二つ目は、「メモ」。心の中でつぶやいたり、小さな声に出したりすることも効果的ですが、合わせて決めたことをメモしておくと、より効果が発揮されます。


私の場合は、iPhoneのアプリのメモに、前日のうちに何を取り組むのかを書き出しています。そうすることで、翌日どのような行動をしたらよいのかイメージしやすくなります。そして朝からの動きがスムーズになり、取り組むべき時に直ぐに取り組むことができます。


最後に、「言葉」決める時に発する言葉に気をつけましょう

例えば、「●●をやろうかな(本当は、嫌だけど)」「(しょうがないけど)●●やるか」というように、カッコ( )のセリフを無意識のうちに呟いているかもしれません。

こうしたネガティブなセリフで、折角自らで決めた目標も曖昧になるため、途中で集中力が切れる、ヤル気かなくなる、そしてスマホに手が伸びる…などというようになるのです。


やるべきことを決める時は、無駄な言葉は付け加えず、簡潔な言葉で表明しましょう


このようにしてやるべきことを決めて、「今日は、これをやり切るぞ!」という前向きな気持ちで、一日を過ごしてください。この1つ1つの小さな積み重ねが、大きな自信につながります!


【写真】お出かけ前に車に乗ったれんくん&ゆきちゃんです。

2022年6月11日土曜日

私も実践している!勉強に、仕事に集中するための秘訣とは‥?

6月も半ばに入ろうとしています。

私の住んでいるところでは、紫陽花が咲き始めました。梅雨入りまであともう一歩というところでしょうか。


雨の日が続き、湿度が高くジメジメしてくると、なかなか外に出られません。(そういう時は、我が家のスタッフのれん&ゆきも退屈そうに家で寝ています。)

生徒の皆さんはしっかりエアコンを利かせて、快適な環境の中で勉強に集中してください。

さてここで、勉強に集中して取り組むための秘訣をお伝えします。


それは、始める前に「今から●●をやる」と心の中で明言してから取り組むことです具体的にする、そして声に出すと、なおさら効果てき面です


やるべきことを具体的に明言することで、脳ミソに自分がこれから何をやるのかという指令を送り、それを受けた脳ミソがその目標に向かって動いてくれるのです。


この仕組みは「目標追求装置」と言われていて、科学的にも明確になっています。このことについては、別の機会に詳しくお伝えします。

因みに、私は電車での移動の際には、前の日に「コレをやる!」と決めて車内で本を読んだり、ブログの下書きを書いたり、音声データを聴いたりしています。本を読む際には、本のタイトルまで決めます。


曖昧なままで電車内で過ごそうとすると、何をやったらよいか迷ったり、優先順位の低いことをやったりして、時間をいたずらに浪費します。

皆さんも、何かに集中して取り組む前に、予め自分自身の心の中で「コレをやる!」と明確に決めて取り組むことをオススメします


「明確に」「具体的に」ですよ!

是非、実践してみてください!

2022年6月6日月曜日

只今、鋭意準備中&作成中です💦

お読みくださっている方々、どうもありがとうございます。


只今、鋭意準備中&作成中です。

ブログを開設したばかりで、この取扱いについて、右も左もよく分かりません。

どんな作品になるのか分かりませんが、気長にお待ちくださるとうれしいです。


みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。

どっちがいい?【巧遅】と【拙速】③‥私もやっている勉強&仕事の効率的な取り組み方

中学受験戦略家・家庭教師Fantasista(ファンタジスタ)です。 今回は、もう少し続きます、勉強(や仕事)と【巧遅】&【拙速】に関するコラムです。   私自身、顧みると、こうしてフリーランスで仕事をする前は、【拙速】というよりも【巧遅】を優先していました。 いわゆる【完璧主義...