中学受験戦略家・家庭教師Fantasista(ファンタジスタ)です。
今回は、もう少し続きます、勉強(や仕事)と【巧遅】&【拙速】に関するコラムです。
私自身、顧みると、こうしてフリーランスで仕事をする前は、【拙速】というよりも【巧遅】を優先していました。
いわゆる【完璧主義者】でした。
「間違えがなようにすればOK」
「全部数字が出そろうまで待とう」
「中途半端なものを見せたら迷惑かかる」
などと言って、常に【完璧】を求めていました。
そのために、勤めていた会社の上司に「なんで直ぐにやらないのだ」と言われて、よく叱られたものでした。
そこの会社を退職後、とあるコーチングのセミナーを受講しました。
ここで聞いた言葉に【完璧主義ほど基準の低いものはない】というものがあります。
今でも印象に残っている言葉です。
例えば、今やっている暗記の勉強(例えば、社会の重要語句、英単語など)、今取り組んでいる仕事、果たしてどういう状態になったら【完璧】と言えるのでしょうか。
思いの外、【完璧】という状態を具体的にイメージしたり、説明したりするのは難しいはずです。
仮に【完璧】を「全部正解の状態」としたところで、いつになったら「全問正解」になるのか。「全問正解」できる状態になる前に、期限が来てしまうかもしれません。
チャンスを逃してしまいます。
私はその言葉を聞いて以来、
「8割くらいで公に出そう!」
「間違いはあって当然!」
「不備な箇所は修正すればOK!」
というように考え方を変えて、行動をしています。
(ですので、ブログのデザインも完璧には仕上がっていません、どうかご了承ください。ちなみに、ブログの文章は、事実誤認のないように最大限の注意を払っています。)
皆さんも、「まずは8割の完成を目指す!」「その途中で、間違えたり、出来なかったりしても、確認をしてできるようにすればOK!」という気持ちで取り組んでいきましょう。
【写真】最近積読状態の書籍たち。頑張って読んで、指導に、ブログに活用していきます。
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